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2013年05月21日

★釣魚の剥製制作について。。。

★魚類剥製制作は・・・

 特殊技能を必要とし

 魚を美しく表現した美術品です。

 剥製を制作するプロの職人さん達は

 魚剥製を制作するにあたり

 プロの剥製師さんなどに修行に行き

 魚類剥製制作のノウハウを学ばなければ

 魚類剥製を商売として営めません。

 と言うのも剥製制作は素人が簡単に作れる

 シロモノでは無いからです。

◆剥製の内部に入れる胴芯の型作り・・・

◆魚を皮だけにする除肉作業・・・

◆特殊液体への漬け込み・・・

◆皮を型に被せ貼り込む作業・・・

◆魚の補修や義眼制作・・・

◆魚の彩色作業・・・

◆剥製仕上げの工程・・・

◆剥製本体を填め込むボードやケース制作・・

 など剥製制作の繊細な作業工程を

 マスターするにはプロから直接学ばなければ

 商品として売る剥製を作る事が出来ないのです。

 こうした修行費用は数十万~数百万単位の

 多額な技術習得費用が必要となります。

 この様に剥製制作がいかに特殊なものかを

 ご理解いただいた上で、先ずは

 剥製制作についてのご説明を

 詳しくしてみたいと思います。



※釣魚造形アート・剥製制作をご希望で
 魚を当店に持ち込む前の保存方法等の
 詳細は下記をクリックして見て下さい!


 

   【◆魚剥製の制作◆】
◆剥製制作にはいくつかの制作方法があり
 どれが正しいというものがございません!
 除肉作業など基本的な作業には
 絶対の共通点がございますが、
 各剥製師が制作しやすくキレイに
 仕上げる方法を自分なりに見つけ出し
 制作に至っております。
 剥製の事をよく知らないという方が
 多いと思うのですが、そもそも魚剥製は
 魚の中身全て(身肉・骨等)を取り除き
 皮一枚だけにしたものの中に詰め物をして
 乾燥させた物に彩色を施して仕上げた物を
 魚剥製と言います。


※片面仕上げの剥製制作の例です!
★釣魚の剥製制作について。。。★釣魚の剥製制作について。。。★釣魚の剥製制作について。。。
先ず剥製にする魚のヌメを取るため
 魚体に粗塩をまぶしていきウロコを
 剥がさない様に気を付けて
 ヌメを取っていきます。
次に粗塩を水で流し取ります。
これで魚の下準備が整いました。


★釣魚の剥製制作について。。。★釣魚の剥製制作について。。。★釣魚の剥製制作について。。。
④⑤⑥次に剥製にする魚の魚体を
 隅々までノギスで計測し
 それを基に少し小さめの型を
 発泡材などで制作しますが
 一昔前、剥製内部の胴芯には
 石膏、紙粘土などが使用されてきたのですが
 剥製の重量が増すなどのマイナス面から
 現在では発泡材などを使用するのが
 剥製制作で主流となってきております!

 先ずは大まかに切り出した物を
 計測した寸法を見ながら削り込み
 剥製内部に入れる型(胴芯)を
 完成させていきます。
 難しい点は、魚を剥製にした時に
 躍動感を持たせる為、この型から
 ポーズを着けていく点ですね。
 これには造形彫刻などの技術を要します。
 それと魚の皮を特殊な液体に漬けると
 皮が張り少し縮むので予測をして
 型を制作しないといけない点です。


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次に魚の内部の身・骨を全て取り除き
 皮一枚だけにしますが、この作業は
 料理で魚をサバく作業とは全然違い
 ウロコが剥がれない様に皮を大切に
 身抜きしていく作業は、どちらかと言えば
 手術などに近い繊細な作業です。
 この作業には熟練した技術を必要とし
 素人には難しい作業と言えるでしょう。
こうして皮一枚だけになった物を
 特殊な防腐効果のある液体に
 漬け込んでおきます。
特殊な液体に漬け込んだ魚体の皮を
 先に制作した発泡材で作った型に
 被せていきますが、これを「皮貼り」と言い
 多分、一番難しい作業と言えるでしょう。
 なのでこの作業だけは門外不出で
 他の剥製師さんなども絶対に他人には
 見せない作業の一つです。


★釣魚の剥製制作について。。。
そしてここまでが完成したら魚体を
 しっかりと乾燥させていきますが
 この乾燥期間は魚・季節によっても
 異なり、1ヶ月~3ヶ月・半年と
 シッカリ乾燥期間を設け乾燥させていきます。


★釣魚の剥製制作について。。。
⑪こうして乾燥期間を終えた魚体を
 エアーブラシや手描きにて彩色を終え
 表面コーティングが完了すれば
 釣魚剥製本体の完成となります。
※魚剥製では魚の各ヒレなど破損保護の為
 プラ板を裏側に貼って保護してあります。



★釣魚の剥製制作について。。。
◆当店で制作の釣魚剥製では
 魚の細部などにも拘りを持って
 制作しております。
 上記写真では魚のエラ部分にも
 復元を施しリアルティを追求しています!


★釣魚の剥製制作について。。。★釣魚の剥製制作について。。。
◆完成した本体を取り付ける木板を
 塗装加工して仕上げ、記念プレートに
 文字を彫り込んで取り付けて
 剥製を完成させていきます。
  【◆黒鯛剥製完成例◆】
★釣魚の剥製制作について。。。
★釣魚の剥製制作について。。。


  【◆剥製制作魚種◆】
◆当店では魚剥製制作する魚種を
 浜名湖内、浜名湖沖近海、又は
 浜松市近郊の河川・湖沼などで
 人気のある釣魚を中心に絞って
 剥製制作させていただいております。
 下記写真の魚種が剥製制作をお受けする
 魚種ですのでご確認下さい!

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キビレ(キチヌ)、海津
黒鯛(チヌ)
鱸(スズキ)セイゴ

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鰈(石鰈、マコガレイ、ホシガレイ)
真鯒(マゴチ)
鮃(ヒラメ)

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鰤(イナダ、 ワラサ、ブリ)
シイラ
真鯛(マダイ)

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鱚(キス)
甘鯛(アマダイ)
グレ(メジナ)

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鮎(アユ)
山女魚(ヤマメ)
岩魚(イワナ)

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鮒(ヘラブナ)
鯉(コイ)
ブラックバス

【◆各部位剥製◆】
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鮪頭(マグロヘッド)
鮪尻尾(マグロテール)

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カジキ頭(カジキヘッド)
カジキ角・尻尾(カジキビル・テール)

※上記記載の魚種以外についての
 剥製制作のご希望がございましたら
 一度、当店にご相談下されば
 仕事の空き具合ではお受けできる
 場合がございますので
 是非、お気軽にご連絡下さい!


◆釣魚剥製制作の料金については・・・
 下記をクリックして下さい!


◆受注剥製制作については・・・
 下記をクリックして下さい!




★当店は、ご自宅や店鋪などに
 飾っても素敵な釣魚アートを
 制作している浜松市近郊で
 唯一、釣魚専門でフィッシュアートを
 制作する釣魚アートSHOPです♫(^O^)
 日本全国何処からでもご依頼OKデス♫

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★先ずはお気軽に下記のTel&メールから
 お問い合わせ下さい♪

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   【◆すばる近代釣魚アート◆】
subaru-hasunami@docomo.ne.jp
E-メール
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〒432-8038
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携帯Tel 090-2183-6117(受付)




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